コバック草津店・守山店・今津店のスタッフと
「シャケンの品格」編集部より、
車検や整備、税金、保険など自動車関連のさまざまな情報をお届けします!

スキャンツールってなんでしょう?その壱

コバック草津店よりお送りいたします。

最近の車はコンピューター制御でもはや手に負えない、なんていう話をよく見聞きしませんか?

昔の車は調整すると劇的に調子が良くなったり、作業方法を間違うと途端に調子悪くなってしまったり、昔の車は良かったなーなんて言う話、御年50オーバー世代辺りの諸先輩方からよーく聞かされませんか?笑

実は何を隠そうこのワタクシも完全なるその世代です笑

昭和のクルマはエンジン調整も必要でした!

確かに当時の自動車は部品の耐久性が低く、乗りっぱなしで大丈夫という訳ではなかったのは事実ですね。私が自動車整備に携わったころには、エンジンオイル交換と同じぐらいの頻度で「エンジン調整」をさせていただきました。

エンジンに入っていくガソリンの濃さや、燃料に点火するタイミングを適正にすると、エンジンというのはテキメンに調子がよくなったものです。ブレーキも足回りもそうです。何しろ耐久性が良くありませんから、車検から車検まで問題なく走れるなんていう事はなかなかなかったように思います。ブレーキはオイルで作動させるのですが、そのブレーキオイルもよく漏れたりしたものです。あぶないでしょ?

やはり人の手を加えなければ、調子よく乗ることは出来ませんでしたね。

読んで字のごとく、整備(整えて備える)が必要でした。

そう考えると、今の車の耐久性は本当にすごいですね!新車から一回目の車検ではほとんど交換部品がない、なんていうのがほとんどです。半年ごとぐらいにはエンジンの点検や調整を行なった方が良かった(実際に乗用車にも法定6ヶ月点検がありましたから)昭和の頃とはずいぶんと変わりました。

暑さ寒さに耐え、日々のお買い物のちょいのりや、東京見物などの長距離ドライブにも耐え、しかも車室内を夏は涼しく冬は暖かくしてくれる、しかも外にほったらかしで10年ぐらい全然大丈夫、こんな機械ほかにあるでしょうか?

 

前回のハイブリッドの回でもお話ししましたが、ハイブリッド車について、ちょっと真面目に。

技術というのは使用する人の技術がいらないことだという理念が、このように自動車を進化させてきたのだと思います。日本車は世界中から信頼されていますが、モノ作りの考え方が日本人の根底にある「相手に不都合を感じさせたくない」という気質に合っているんでしょうか。まあこの辺りはあくまでもワタクシの主観ではありますが。

寒い朝はチョークレバーを引いてエンジンかけてました(笑)

古い車は、寒い時のエンジンの掛け方、暑い時のエンジンの掛け方、エンジンを止めてからすぐに掛けるときなど、その車によって方法が違っていました。運転席のバイザーの裏側などにエンジンの掛け方の説明が書いてありました。(お父さんにチョークレバーってなに?と聞いてみてください。喜んで答えてくれるはずですから笑)

今のクルマはボタンで一発始動!

今の自動車はそんなことは全くありません。ただエンジンのスタートボタンを押すだけです。自動車の方で、すべて対応してくれているんです。いわば、人間がその時々に応じて行ってきた方法を自動車の方で担ってくれている訳ですね。これぞ技術です!

となりますと昨今の自動車には、人間になり替わって色々な情報を集めてくれているセンサーがたくさんついているという事です。

そのセンサーが故障してしまうと、エンジンを制御しているコンピューター(ECU)が現在の車の状態が判断する事ができなくなってしまいます。判断できなくなると、エンジンの制御が出来なくなるので、最悪エンジンが止まってしまいます。ちょっとしたセンサーのせいでエンジンが止まってしまうのは困ってしまいますので、簡単にはエンジンが止まらないように制御されています。現在エンジンは掛かっていますが、実は重要なセンサーが壊れていて、とりあえず普通に運転できるように制御していますがすぐに直さないとだめですよ!と車が教えてくれているのが、メーター内に光るエンジンチェックランプなんです。

スキャンツール

この警告灯が点灯したときに必要なのが今回のテーマである、スキャンツールです。

このスキャンツールで現在どんなエラーが起こっているのか確認することが出来ます。エラーの確認が出来るだけではなく、センサーが感知しているデータのモニターや、エンジンのリセットや再学習、ハイブリッド車のブレーキオイルの交換、最近の車に付いている自動ブレーキの設定など、書ききれないほど本当に色々なことが出来ます。

今や自動車整備は、この機械がなければほとんど手を出すことが出来ないといっても過言ではありません。

ネットでスキャンツールを検索をすると、スマホと連動させてスキャンする2千円程度の安価なものから100万円を越える超高価なものまで幅広く設定があります。

安価なものは英語表記であったり、日本語表記であっても訳し方がおかしく意味が理解できなかったり、そもそもエラーの読み取りやエラー消去も出来なかったりします。もし購入を考えておられる場合には注意が必要です。

また、センサーの異常が出ていたとしても実は違うところに原因があって、そのセンサーの異常を表示している場合もあります。情報を鵜呑みにして高価なセンサーを交換しても直らなかった、なんていう事にもなりかねませんのでご注意を。

OBD車検にも対応しています!

2年後の2024年10月からはOBD車検という制度がスタートします。

自動車にスキャンツールを繋げて読み取った情報を、自動車技術総合機構へ送信してデータに異常がないかを判定し、異常なしとなって初めて車検合格になるという制度です。

必ずスキャンツールをつなげて、内部のエラーが無いか確認しないと合格にしませんよということです。

人もクルマも見た目だけではいけません!中身も重要です、といったところでしょうか^^;

当店にて導入しているスキャンツールもとても高価なものです。個人的な購入はワタシにはデキマセン。

おかげさまで従来では診断できなかったことにも対応できるようになりました。新型のお車でもハイブリッド車でも各メーカー幅広く対応することが出来ますので、安心してご利用くださいませ!

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

スキャンツールってなんでしょう?その弐

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