コバック草津店・守山店・今津店のスタッフと
「シャケンの品格」編集部より、
車検や整備、税金、保険など自動車関連のさまざまな情報をお届けします!

スタッドレスタイヤって必要なのかなぁ!?

今回は、守山店スタッフよりお届けいたします。

今年は夏から秋への移り変わりが急でしたね。例年は徐々に秋めいてくるのに長い夏が終わって急に秋に季節が移ろいました。ある日を境に急にTシャツ一枚から長袖の重ね着に・・・

滋賀県南部は年々降雪量が減っています

私の子供のころは雪が積もって雪合戦などして楽しかった思い出がありますが、今は雪合戦するほど雪が積もりませんねぇ。

大津、草津、栗東、守山、野洲は降雪量がかなり減りました。

ただ、福井県の一部地域では記録的な豪雪となったりと、予測不可能な事もおこるようです。

スタッドレスタイヤは必要?

結論から言うと、雪が積もらなくなってもスタッドレスタイヤは必要ですよ。

理由は、ト・ウ・ケ・ツ 路面凍結です。普段何気なく走っている道路もたくさんの橋や水路、溝の上を走っています。雪がうっすら積もったときによくわかります。川や水路の上の道路部分だけ真っ白です、道路の下に風が通るのでなかなか雪が解けないんです。通勤時間帯が早い方は要注意です。

その他凍結で注意する箇所は、マンホールやグレーチングと言われる金属でできた溝蓋は夜露が凍結してとても危険です。

スタッドレスタイヤはどういう特徴があるの?

低温でも固くなりにくいゴムを使用していています。

タイヤの表面には深い溝が彫られ、その溝で4方を仕切られた地面と触れる部分はブロックといわれ、そのブロックにはサイプといわれる細かな切込みが刻まれています。そのタイヤのブロックで雪を押し固め、ブロックとサイプにより押し固めた雪をひっかいて前に進んでいく特徴があります。

あまり雪が積もらない地域では、ミラーバーンと呼ばれる氷上路での性能が重要となります。極低温化でもしなやかさを失わない特殊配合ゴムを使用して、ブロックとサイプのひっかき(エッジ効果)を増加しつつ、タイヤ表面のサイプの細かな切込みの中に氷上の水分を吸い上げて後方に吐き出すということを繰り返して、滑る原因となるタイヤと地面の間にある水の膜を除去しています。

スタッドレスタイヤの寿命は短い!?

夏タイヤの使用限界は残り溝1.6mmです。タイヤにはタイヤの縦溝の中に溝の底辺より1.6mm高い個所(スリップサイン)と呼ばれるマークがあります。そのスリップサインで一ヶ所でも溝が途切れたタイヤを装着した車では道路交通法で公道の走行が禁止されています。夏タイヤの寿命としては3mmぐらいが安全走行の限界です。

スタッドレスタイヤの寿命は新品タイヤから50%摩耗がスタッドレスタイヤ性能の寿命です。スタッドレスタイヤにもタイヤ摩耗の法令で定められた限界マークのスリップサインがありますが、スリップサインはあくまでも法令で定められたタイヤの使用限界です。スタッドレスタイヤにはスタッドレスとしての性能限界サインのプラットホームというタイヤの縦溝の中に溝の底辺から新品タイヤの溝深さの半分の高い部分があります。そのプラットホームで一ヶ所でも溝が途切れるとスタッドレスタイヤとしての性能は寿命となります。

保管方法も重要です

タイヤの大敵は、紫外線・オゾン・油です。

食品などでも「保管は冷暗所でお願いします」と書いてあることを見かけたことがあると思いますが、タイヤも基本的に同じです。

理想は、太陽光が当たらず雨に当たらず油類や揮発性の灯油やガソリンの影響を受けないで風通しの良い暗いところです。

なかなかそんなところア・リ・マ・セ・ン (-_-;)

タイヤを長持ちさせる保管方法は「タイヤ様」として保管することでしょうか笑

スタッドレスタイヤは早く減る!?

スタッドレスタイヤは低温下でもやわらかい特殊ゴムを使用しているので、夏タイヤと比べると減りはやっぱり早いですね。

滋賀県南部ですと、スタッドレスタイヤ装着期間は12月~3月ぐらいの4カ月ぐらいです。夏タイヤ装着が4月から11月の8カ月なので、夏タイヤの半分ぐらいしか使用していないので、そこまで気にしなくてもいいと思っています。

しかし、低温化でもやわらかい特殊ゴムを使っているので、スタッドレスタイヤを装着して走行するとなんだかフワフワ、クネクネ、ユラユラした感じになっていると感じると思います。ですので安全運転に欠かせない3つの急には特に注意が必要です。

  • 急発進
  • 急ハンドル
  • 急ブレーキ

タイヤの寿命も短くなりますが、タイヤの性能限界を超えてしまうと重大な事故につながりますよ。雪道・凍結路の走行はすべての操作をゆっくり、そぉーっとをお勧めします。

夏タイヤ・スタッドレスタイヤの安全寿命はタイヤの溝が残っていても購入から5年を目安にしてください。

スタッドレスの「レス」って!?何か無くなってるの?

スタッドレスタイヤが開発された背景には、昔スパイクタイヤというタイヤにスタッド(鋲)を埋め込んだタイヤがありました。ただスパイクタイヤでは雪の積もっていないアスファルト路面を走行すると道路を削ってしまい「粉塵」を巻き上げてしまうということが社会問題になりました。そこで日本ではスパイクタイヤを装着して公道を走行することができなくなりました。

詳しくは以前のブログで→スタッドレスタイヤのレスって何なの?レス!?

この背景から、スパイクタイヤからスタッドのないタイヤ、すなわちスタッドレスタイヤの開発が行われ販売されました。「レス」はやっぱり「何かがない」ことでネーミングされたようですね。

スタッドレスタイヤでも車検はOK?

もちろんスタッドレスタイヤでも車検はOKです。車検ということだけを考えると、スタッドレスタイヤの性能の限界マーク「プラットフォーム」が出て溝が途切れていても問題はないです。ただし法令で定められたタイヤ使用限界マークのスリップサインが出ている場合は車検不合格となります。

スタッドレスタイヤの準備は早い目に!お持ちでない方は早期に購入のご検討をしてくださいね。お持ちの方は、プラットフォームのチェックやパンクチェックをお忘れなく。雪が降ってからでは遅いですよ。焦りますよ!