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カタログ燃費とずいぶん違うんだけど!?

こんにちは「シャケンの品格」編集部です。

皆さんは、愛車の燃費がどの程度なのか正確に把握していますか?

購入するときしっかり「カタログ燃費」をチェックしたはずなのに、実際使ってみたらそれほど燃費が伸びず、「運転の仕方が悪いのでは?」と疑心暗鬼になっている方も多いはずです。

そこで今回は、パンフレットやCMなどで謳われているカタログ燃費と、実際に走行した距離を給油した燃料の量で割ることで求められる「実燃費」との違いについて、できるだけわかりやすく解説したいと思います。

燃費はそのクルマのエコカー性能を決める重要な要素

クルマの燃費性能は時代の求めに応じて年々向上し、2015年12月に登場した4代目プリウス(グレードE)のカタログ燃費は「40.8km/L」、たった1Lガソリンでフルマラソンを1本走破できるほどまで進歩しました。

燃費性能は、クルマのランニングコストを大きく左右するだけではなく、地球環境に悪影響を与える排気ガスの削減に直結することから、多くのユーザーが車購入を決める判断材料にしている大切な要素。

そのため各自動車メーカーは、少しでも燃費の良いクルマを作り出すことに躍起になり、熾烈な技術開発・販売競争を繰り広げ、実際に歴代プリウスが世界中で大ヒットしたことでもわかるとおり、燃費の優劣はそのクルマの売り上げを決めると言っていいでしょう。

カタログ燃費と実燃費で差がついてしまう理由

燃費性能によって売り上げ成績が大きく左右されてしまう以上、クルマを製造・販売することで成り立っている各メーカーが、「できる限り燃費が良いように見せてユーザーにアピールしたい!」と考えてしまうのも当たり前。

そのため以前は、アップダウンやでこぼこの無い平坦な道を、一定の速度で右左折したりブレーキを掛けたり、停車や再発進などをしない状態で、1L当たり何km走行できるかをそのままカタログ燃費として宣伝したわけなので、それは実燃費と大きくズレてくるはずです。

こういった状況を受け、加・減速したりカーブを曲がったり、一時停止したりと公道を走行する状況に近づけた一定の条件の下で燃費性能を測定する「モード燃費」という方法が生まれ、「10・15モード(※)」を経て、現在の「JC08モード」へと進化しました。

※「10・15モード」・・・1991年成立、市街地を想定した10項目の走行パターンに、郊外を想定した15項目を加えた燃費性能測定方式。2011年からは、よりリアルな状況を反映するため、走行パターンが細分化したC08モードへ移行された。

しかし、「JC08モード」をもってしても、気温や天候などで燃費に悪影響が出ない最高の条件が揃った日に、プロのドライバーが細心の注意を払って測定するカタログ燃費と実燃費との差は、縮まってきたとはいえ完全になくなったわけではありません。

さらに国際的な試験方法の 「WLTCモード」の表示も併記されるようになっており、
燃費表示が、「WLTCモード」の他に、市街地、郊外、高速道路の各モードの表示も行われるようです。CO2排出量も記載されています。

実燃費をカタログ燃費に近づけるテクニック

カタログ燃費と実燃費になぜ差が出るのかその理由について説明しましたが、せっかく燃費が良いとされているクルマを購入したのだから、「できるだけカタログ燃費に近づけたい!」と考えるのが心情です。

市街地で信号停車や方向転換が多かったり、近場ばかりを何度も行ったり来たりしていると燃費が悪くなると知ってはいても、クルマの使い方自体を変えるのは難しいですよね、しかしそんな方でも、ちょっとした工夫で燃費を良くすることはできます。

まず最初に意識したいのが不要な時はエンジンをかけないことです。自動でエンジンが止まるアイドリングストップ車でもないのに、信号待ちなどでエンジンを止めてしまって、青信号になったらエンジンをかけてすぐに再発進するという行為(セルフアイドリングストップ)は大変危険なので行うべきではありませんが、駐車場や路肩などで一定時間駐停車する場合は、可能な限りエンジンを切り、無駄な燃料消費を抑えるようにしましょう。

また、前に見えている信号が赤またはもうすぐ赤になりそうなのに、無駄にアクセルを踏むのもNG、急いでもすぐに信号に引っかかるだけなので、アクセルを踏むのではなく逆に踏んでいるのを徐々に緩め停車に備えたほうが燃費に良いですし、何より安全運転に繋がります。

あと、乗車人数を減らすのは現実的に難しいでしょうが、クルマは軽ければ軽いほど燃費が伸びるので、無駄な荷物を降ろしたり、普段いつも満タンにしている燃料を半分にしたりする(※満タン法にての燃費測定ができなくなりますが)だけでも、わずかですが燃料の消費を抑えることができます。

メンテナンス面で言えば、エンジンのパワーロスを防ぐエンジンオイルの交換、エンジンの吸入空気中の不純物を取り除いてくれているエアフィルターの定期的な交換、タイヤの空気圧チェックなどは案外燃費に大きく影響するので、マメに実施するようにしましょう。

まとめ

最後にお伝えした「カタログ燃費に近づけるテクニック」は、単に燃料代を節約するだけではなく、地球環境の保護にもつながるうえ、急加速など激しい運転を控えることにより、事故防止や被害軽減の効果まで期待できます。

普段よく車を運転し、毎月の燃料代が高くて困っているという方ほど効果も大きいので、これを機会に「燃費に良いクルマの使い方」を少しだけでも意識してみてはいかがでしょうか。

どんなことでも、メンテナンスは関係してきます。コバック草津店、コバック守山店、コバック今津店では整備士立ち会いのもとお車のメンテナンスについても丁寧にアドバイスをしておりますのでお任せください。