コバック草津店・守山店・今津店のスタッフと
「シャケンの品格」編集部より、
車検や整備、税金、保険など自動車関連のさまざまな情報をお届けします!

通る?通らない?どんなところが車検に通らないの?

こんにちは「車検の品格」編集部です。今回は車検の豆知識として、車検が通らないよくある具体的な例を挙げていきたいと思います。 

「なぜ車検に通らないのか?」を事前に知っておけば、いざというときに慌てることもありませんし、消耗品などの交換タイミングをうまく調整すれば、費用を節約・分散することもできるので、ぜひ最後までお見逃しなく。

 「走る・曲がる・止まる」という車の3原則が正確に機能していない

法律ではやたらと難しい言葉や数値などで表現されていますが、簡単に言うと車は「まっすぐ走り、ハンドル操作通り曲がり、速やかに止まる。」という3つの原則を満たしている必要があります。

 反対に、以下で示すような箇所に寿命・破損・不具合があった場合、「3原則を満たしていないため危険だ。」と判断されるため、車検を通過することができません。

  • タイヤの残溝がない
  • サイドスリップ値の異常(1mあたりタイヤの横滑りが±5mmを超えている)
  • 足回りのガタ
  • 制動力(ブレーキ力)不足
  • 各種ブーツの破れ

車が次に起こすアクションが周囲の交通に周知されていない

 次に、今のところ車は言葉をしゃべれませんしジェスチャーもできないので、自分のクルマの存在や次に起こす行動を周りの交通に何らかの方法で知らせないと、危なっかしいですよね。

 そのため、自社の動きを知らせ注意喚起する装置・機器に、次のような不具合がある場合も車検に通りません。

  •  ヘッドライトの光軸ズレ・光量不足
  • 各種ライトの電球切れ・不灯火
  • 各種ライトのレンズ割れ
  • クラクションが鳴らない

 また、事故や故障でクルマを緊急停車した際、その存在を後方に知らせる「発煙筒」がすべてのクルマに装備されているはずですが、この発煙筒がないあるいは有効期限が切れている場合も車検に通らないので注意しましょう。

 ドライバー・同乗者の安全が確保されていない

 ここまでは主に車の機能に関する項目でしたが、ドライバーや同乗者の安全を確保するため備わっている装備・機器が正常に機能していることも大切です。

 まず、フロントガラスに飛び石などによる破損があったり、ワイパーが作動しなかったり、前方3面のガラスにスモークフィルムなどが貼られている場合、ドライバーの視界がしっかり確保されていないと判断され「車検NG」となってしまいます。

 なお、カーナビやドラレコを後付けでフロントガラス付近に設置している方もいますが、設置場所によってはドライバーの視界を妨げるという理由から、車検に通らない場合もあるので気を付けましょう。

 さらに、全座席にシートベルトが装備され正常に機能している必要があるほか、案外不合格の要因になりやすいのが、頭と首を事故の衝撃から守る「ヘッドレスト」が付いていないこと。

 「視界の邪魔だから」などの理由で普段外している方もおられますが、命を守る重要な装備なので外さないのが基本、荷物を積む等どうしても外す必要があった場合でも車検時に取付できるようしっかり保管しておきましょう。

 エンジンオイル漏れは車両火災の原因!

一般の方にわかりにくいのがオイル漏れ、厳密にいうとボタボタとしずくを垂らしながら漏れているような重症の場合は修理必須ですが、ごく軽度の場合はそのままの状態でも車検に通る可能性もあります。

 ただし、オイルが漏れている状態が長く続くと、エンジン焼き付きなどの重大なトラブルを起こす可能性がありますし、オイル漏れ箇所によっては漏れたオイルがマフラー等の高温部分に付着し最悪車両火災の原因となるケースもあるため、担当した整備士から修理を勧められたら応じるようにしましょう。

各種警告灯はドライバーに異常を知らせている!?

また、車に起こっている異常をドライバーに知らせ注意を促すため、メーター内には各種警告灯が付いており、これが点灯している場合も車検に通りません。逆にイグニッションON時にメーター内の警告灯が点かない(電球切れ)の場合も車検には通りません。

 社会及び地球環境に配慮した各種基準を満たしていない

 要するに、車を運転するなら人はもちろん、地球環境にも迷惑をかけないようにしようということで、マフラーが破れていて排気ガスや音が漏れている場合や、クラクションの音が大きすぎたり、スイッチで音色が変えられるタイプなども車検に通りません。

 また、マフラーから出てくる排気ガスに含まれているCO(一酸化炭素)HC(炭化水素)の濃度を測定し、法律で定められた規定値を超える場合も、地球環境保護の観点から車検をクリアすることができません。

 駐車違反反則金を納付していない&自動車税の未納・滞納

 全ての車両検査に合格したとしても、車検時点で駐車違反反則金の未納がある場合も車検を更新してもらえません。

 また、毎年41日時点の所有者に課せられる自動車税の納期限は通常5月末ですが、車検を受けた時点で同年度分(※)を延滞している場合も、新しい車検証が発行されません。

 ※受検月日が納期限以前の場合は前年度分、既に納付済の場合は同年度分の納税証明書が必要。

 基準を逸脱した過度な改造が施されている

 改造とまではいかなくても、エアロ・アルミホイール・マフラーなどを純正品から社外品に変えること自体は問題ありません。

 しかし、安全・環境基準を満たしていないパーツを取り付けることや、それぞれの車ごと法律で定められている車両サイズや重量をオーバーしてしまうような改造も禁止されています。

 まとめ

 車検は、所有者にとって「手痛い出費」の1つですが、ドライバーや同乗者はもちろん、周囲の交通や地球環境を守っていくため、欠かすことのできない大切な制度です。

 私たちコバックでは、安心・安全かつ点検や整備内容について皆様にご納得いただける車検を提供できるよう日々努めておりますので、気になる点がありましたらいつでも気軽に整備士までお問い合わせください。