コバック草津店・守山店・今津店のスタッフと
「シャケンの品格」編集部より、
車検や整備、税金、保険など自動車関連のさまざまな情報をお届けします!

よく聞くタイロッドエンドブーツって何だろう?

こんにちは!車検のコバック草津店スタッフよりお届けいたします。

本日のお題、タイロッドエンドブーツ、ロアアームボールジョイントブーツ、とはいったいなんでしょう?

車検の時によくご説明させていただく部品なのですが、

私たちのように自動車整備に携わっていますと、ほぼ毎日のように取り扱うのですが、普通に生活していますと、当たり前ですがまず出てこない言葉ですよね。

二つの部品名に共通するブーツという言葉ですが、こちらはゴム製のカバーを指しています。

車検の不合格になる項目のベスト3には入るのではないかなと思います。

ハンドルを左右に回しますと、前のタイヤがハンドル操作に連動して左右に角度が付きます、その角度のおかげで車が右に左に進むわけですが、ハンドル連動して動く棒「タイロッド」があり、その棒の端に「タイロッドエンド」という部品あり、そこがタイヤの取りついている土台部分にある棒「アーム」に連結「ジョイント」されています。そのジョイント部分にゴム製のカバー「ブーツ」が付いていて、連結「ジョイント」部分に入っている潤滑剤「グリス」が飛び出さないように、また、砂や水などの侵入を防いでくれている重要な部品なんです。

「タイロッドエンド」の「ブーツ」なので「タイロッドエンド・ブーツ」となるわけです。

ハンドルを切ったときにタイヤが左右に動きますが、その軸の部分は「ロアーアーム」というサスペンションの部品に連結「ジョイント」されていまして、その部分にもゴムのカバー「ブーツ」が付いています。

「ロアアーム」の「ボールジョイント」部分の「ブーツ」なので、

ロアアーム・ボールジョイント・ブーツと呼んでいます。

少し省略してロアボールジョイントブーツとかロアアームブーツという言い方もします。

そしてスタビライザーリンクロッド。

自動車は走行中にハンドルを切ると左右に傾き「ロール」が起こります。

その傾き「ロール」を抑えて乗り味や操作性の良さに貢献している部品が「スタビライザー」といいます。左右のサスペンションをつなげている棒で、その連結「ジョイント」部分にもやはりゴム製のカバー「ブーツ」で保護されていて、損傷していると車検不合格となるのは、タイロッドエンドブーツやロアアームボールジョイントブーツと同じ考え方です。

タイロッド、ロアアームはどのお車にも必ずありますが、このスタビライザーという部品は装着されていないお車もあるのが大きな違いです。

同じ車種でも、グレードの違いで装着の有無があったりもするんです。

少し掘り下げて考えてみると、装着していない仕様の車があるのであれば、装着している車の部品が車検不適合となった場合、その部品はそもそも付いていなかったものなので車検不適合とならないのではないか、あるいはその部品を取り外してしまえば車検に合格となるのではないか、と考えられるような気もするのですが、実はこれはどちらも「不可」なんです。

新車で登録されている状態が基本となるので、装着部品は車検適合状態を維持する必要がある、ということなんですね。

このスタビライザーの連結部分には棒状の物の両端に連結部分である「ボールジョイント」が付いている形状のもの「リンクロッド」が主流ですが、ゴム状の部品「ブッシュ」で挟み込むタイプのものもあります。

リンクロッドの場合はカバー「ブーツ」の部品供給がほとんど無いために、ブーツの交換ではなくリンクロッド丸ごとの交換となりますので、意外と費用がかさみます^^;

連結「ジョイント」されている部分に「ガタ」がある場合も、もちろん車検不適合となります。

ここまでゴムのカバー「ブーツ」の損傷のお話をしてきましたが、もし破れていなくても、その連結「ジョイント」されている部分に「ガタ」がある場合も、もちろん車検不適合となります。

カバー「ブーツ」が破れていなくても、ジョイント部分にガタが出てしまう事もありますし、過去に一度破れていてブーツの交換をしたが、すでにジョイント部分が壊れてしまっていた、という事もあります。

なので、私たちが車検時に点検を行う場合は、車をリフトアップしたときに各ジョイント部にガタがないかを必ず点検しています。

お客様に立合い説明をさせていただいていると「この小さなカバーが破れているだけで、なぜ車検に不合格になるの?」とお客様にご質問をいただいたりするのですが、実はとても重要な役割を果たしています。

このジョイント部分に水が入ったり砂が入ったりすると、ジョイント部分にサビが発生したり、ガタつきが発生したりして、最悪はジョイントが外れてハンドル操作不能となってしまうとても大切な部分なので、このゴム製のカバーが破れていると、安全が担保できないという事から車検不適合となっています。

昔からある法律なのですが(自動車関連の法律はよく変わります)、安全面を考えているこういう法律があるから、日本の交通事情の安全に寄与しているのだなーなんて思います。

コバックでは車検時に点検結果をご説明させていただいておりますので、何でもご遠慮なく質問してみてください。

皆様のご入庫を心よりお待ちしております☺

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